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写本師の穴蔵

本の感想などを書き溜めています。

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「古道具屋 皆塵堂」輪渡颯介




幽霊と水と猫が苦手な太一郎。
弟の病死により家業の道具屋を継ぐことになり、曰くつきの品物を多く扱う古道具屋で修業を始める。

古道具を取りまくエピソードはなかなか残酷だったり人間臭いものが多いが、感傷的な語り口ではなく、からっとしている。
登場人物同士の絡みや問題の解決方法もからっとした雰囲気をまとい、読みやすい作品だった。

巳之助の恋話、「その娘はやめておけ」の二転三転する話のオチが好み。



「クール・キャンデー」若竹七海




女子中学生のひと夏のミステリー。

さわやかな青春で、ハッピーエンド…かと思っていたら、最後の一文で全てがひっくり返った。
小生意気な女子中学生視点の一人称はあまり性に合わないな…と思っていたが、このラストは素晴らしい。
余計なものをそぎ落とした一文が、よく効いている。
        

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管理者:dusk

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