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写本師の穴蔵

本の感想などを書き溜めています。

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「ミス・メルヴィルの後悔」イーヴリン・E・スミス(長野きよみ)




死ぬ気になれば何でもできる、という。
上流階級のスーザン・メルヴィルは経済的に追い詰められて自殺を決意するが、決行直前、自分を追いつめた人物を衝動的に射殺してしまう。
その腕を殺し屋に認められたミス・メルヴィルは、殺し屋として雇われることに…






お嬢様育ち、経済的に苦しくても上流階級の意識を忘れないハイミスがパーティもぐりをしながら標的を暗殺、というのが結構面白い。
ミス・メルヴィルの本質は、お淑やかなお嬢様というよりはお転婆なお嬢様といったところで、なかなか大胆な行動をとるのが痛快でもある。

ミス・メルヴィルは、二回大きな窮地に立たされ、二回とも衝動的に大胆な行動で切り抜ける。
そのことが彼女の人生において、二回とも大きな転機となるのだ。
一度目は殺し屋への転職、そして二度目は…
この展開はすごく喜劇的で、面白かった。




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管理者:dusk

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