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写本師の穴蔵

本の感想などを書き溜めています。

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「ワーキング・ホリデー」坂木司



売れないホスト・大和の前に、息子と名乗る小学生・進が現れる。
夜の世界に向いていない大和を案じたオーナーの采配により、大和は宅配会社に転職。期間限定の父子生活を開始するが……

熱血バカな大和が、彼なりに真摯に進と向き合う姿が微笑ましい。親になろうとしつつも、まだまだ子供っぽさが抜けない感じが上手く描かれている。
父親としては若葉マークだが、ゆくゆくは取れる日もくるのだろうか。

一方の進は料理上手で家事の得意なしっかり者。そうなったのは母を支えようという健気な思いが背景にあるのだろう。
そんな彼が、帰りたくないと年相応に駄々をこねるシーンは胸に来た。

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管理者:dusk

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