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写本師の穴蔵

本の感想などを書き溜めています。

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「オリエント急行の殺人」アガサ・クリスティー(山本やよい)




オリエント急行で男がひとり殺された。
国籍も職業もバラバラな十人以上の乗客のうち、犯人は果たして誰なのか。


「うちの執事が言うことには8」高里椎奈



招待先でのボヤ、違和感の多い舞台芸術、頼長の冒険、墓荒らしと傘地蔵の話。

花穎は人間関係の経験値が少なく、その点に関してはまだまだよちよち歩きの雰囲気がある。
それでも最後の話で墓守に告げた言葉は、擦れていないからこそ、衣更月と沢鷹兄妹にも響いたのだろう。
そしてまた赤目が暗躍しそうな雰囲気で幕切れである。今度はいったい何を仕掛けるのだろうか。

「名探偵 木更津悠也」麻耶雄嵩




名探偵の木更津悠也とその助手香月実朝が関わった殺人事件の連作短編集。


「DクラッカーズV 乱ーrondoー」あざの耕平




集結した千絵らは敵の本拠地を探す。一方、カプセルの出回る量が急激に増加し、ユーザー達の暴走が目立ち始めた。

なお、読んだのは富士見ミステリー文庫版のため、ファンタジア文庫版とは収録箇所が異なっている。



「DクラッカーズIV 決意ーresolutionー」あざの耕平



過去を思い出し傷心の梓は、病院を抜け出してあてもなく彷徨い、家出少女たちと出会う。一方、景に女王を憑かせたバールは仲間のベリアルを起こした。甲斐は眠り続け、水原は千絵に事情を話しだす。

なお、読んだのは富士見ミステリー文庫版のため、ファンタジア文庫版とは収録箇所が異なっている。


「くじらの降る森」薄井ゆうじ



名前がなく、他とは違う人間でありたいと切望する男と、彼の腹違いの兄の物語。
シンタロウはM.M.を恵子や栄と同一に見ていたようだが、おそらく違うのではと感じた。


「DクラッカーズIII 祭典―ceremony―」あざの耕平




梓は景との距離を縮め、千絵はセルネットの姿を割り出していく。茜は甲斐の元へ転がり込み、そしてついにセルネットの幹部、ⅨC(ナイン・シー)が本格的に動き始めた。

なお、読んだのは富士見ミステリー文庫版のため、ファンタジア文庫版とは収録箇所が異なっている。



「DクラッカーズII 敵手ーpursuerー」あざの耕平



梓と千絵は、セルネットの対立組織DDが主催するカプセルパーティーに潜入する。一方、セルネットの幹部カイムも彼女たちに興味を示し、部下のデルタとディンゴが彼女たちに探りを入れ……。

なお、読んだのは富士見ミステリー文庫版のため、ファンタジア文庫版とは収録箇所が異なっている。

物語はまだまだ助走段階といったところで、謎を包むベールは分厚く不透明だ。
舞台装置はだんだんとスポットライトが当たりだし、カプセルを巡る二大組織、セルネットとDDの差違が見えてくる。
不穏な雰囲気の中で、景が梓を大切にしてるらしい描写がほのかにあたたかく感じられる。その分、景の容態や梓に隠されてる秘密がより濃い陰を落とすのだが。
新キャラのデルタとディンゴも魅力的だ。頭が切れるが一般人の境界を踏み越えられなそうなデルタと、軽薄に見せて獰猛な獣を身の内に飼うディンゴ。終盤でふたりの関係性が多少変わるが、続刊での絡みが楽しみである。

「DクラッカーズI 接触―touch―」あざの耕平




七年ぶりに日本に戻った女子高生、梓は、幼なじみの景の変貌に動揺する。級友によると、彼は『カプセル』と呼ばれるドラッグに関わっているらしく……。

なお、読んだのは富士見ミステリー文庫版のため、ファンタジア文庫版とは収録箇所が異なっている。

謎のドラッグを巡るサスペンス・アクションシリーズ。1巻は序章といった感があり、ストーリーはまだ見えないがキャラクターは魅力的。
主人公は、アメリカからの帰国子女という陽のイメージから若干外れた印象の梓。景へ仄かなな想いを抱き、恋する少女ゆえの行動力を発揮する。昔は景に対して暴君として振る舞っていた描写があるが、それは周囲となじめない孤独感の裏返しで、景への依存も感じられる。
パートナーは、一見優等生ながら趣味で探偵ごっこをする千絵。信念を持って行動しつつも、己の未熟さにジタバタする様はかわいらしい。
まだまだ謎しかない景と水原も気になるところ。
ストーリーは、密かに蔓延るドラッグや、それに関わる組織セルネット等の謎を振りまき、終盤で強烈な『悪魔』を出して、シリーズの鮮烈な幕開けを印象づけている。



「メルカトルかく語りき」麻耶雄嵩



人を食ったようなミステリ短編集。



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管理者:dusk

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